【住まいの知恵】部屋をスッキリ見せるコツ
気がつくと、いつの間にかゴチャゴチャになってしまっているお部屋。シティホテルやモデルルームのような、スッキリと居心地のいい空間を作るにはどうすればよいのでしょう?
狭いお部屋でも、工夫一つで、感じがガラリと変わります。
色でこんなに変わるなんて
部屋の中に色数が多いと、それだけでイメージは雑然としてしまいます。
ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーの3つに分けて、家具やカーテンなどを選択しましょう。
ベースカラー
床や壁、天井など、色を変えることのできない部分を基本に考えます。
サブカラー
ベースカラーの次に大きな面積を占める色。テーブル、ソファー、カーテンなどです。
アクセントカラー
アクセントとして挿入する色。クッションなどの小物類に使います。
こんなベースカラーには・・・
ホワイト系
サブカラーも同じく白系統にすると、明るく広々と感じられます。ダークブラウンなどのサブカラーは重すぎてミスマッチ。
ダークブラウン系
同系色の家具で、落ち着いた雰囲気を作りましょう。対照的にカーテンなどを白系統にすると広く見せられます。
ライトブラウン系
家具はメープルやパインなど、明るめの素材で統一します。
カーテンを白系やベージュにすると、広がりとぬくもりのある空間になります。
グレー系
赤や黄色など、濃い色のラグを敷くとアクセントになります。カーテンも同系色で。
家具の置き方でこんなにかわるなんて!
大きな家具は圧迫感を感じさせます。タンスや本棚など、こういった家具をどこに配置するかでお部屋のイメージはかなり変わります。
まずは大物家具のポジションを決めましょう。
まとめよう
大きな家具を分散して置くと、圧迫感が増します。なるべく壁や床が見えるよう、1面か2面までにまとめて置いてください。
同じ素材で統一すると見栄えも良くなります。
窓際はNG
窓辺に大きな家具を置くと、開放感が失われます。窓辺の床や壁面は空け、屋外との一体感を広げましょう。
透けるインテリアで
透けるインテリアは、視線が遮られないのでオシャレなだけでなく、空間を広く感じさせてくれます。
なるべく低く
天井まで届くような家具や天井の上に荷物を重ねるのはNGです。壁面が見えないと部屋が狭く感じられてしまいます。
入口近くがお勧め
大きな家具を入り口付近に置くと、ドアを開けて入った時に、目に入りにくくなります。
窓までの視界を遮らない分、部屋が広く見えます。